中国で毎年１６万の胃ガン患者が死亡

　中国は胃ガンの発生率が高く、平均して２〜３分に一人の胃ガン患者が死亡している。これはＷＨＯが発表した、世界の平均的な胃ガンの年間発病率と死亡率の２倍以上になっている。中国の男性の胃ガンの発病率と死亡率は、各種の腫瘍の発病率と死亡率のうち、首位を占め、しかも、死亡率の上昇は依然続いている。

　２０世紀の９０年代には、７０年代より男性の胃ガン死亡率が１１％増え、女性は６．３％増えていた。また、７０年代には都市の胃ガン死亡率は農村より高かったが、９０年代には逆転し、農村の胃ガン死亡率が高くなった。９０年代に農村の胃ガン死亡率は男性が２６．４％上昇し、女性は２２．１％上昇した反面、都市の胃ガン死亡率は男性が２２．２％、女性が２６．７％下降した。

　また、若い年代の胃ガン発生率の上昇も注目されている。この数年の統計によると、中国の青年の胃ガン発生数と全年齢の胃ガン発生数との比率は７０年代の１．７％から３．３％に上がっている。
胃ガンの発病率は、飲食方式や冷蔵庫の普及に関係があると指摘される。

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