大量の茶で、骨関節に痛み

　ＡＰ通信の報道によると、アメリカワシントン大学医学院の研究者は、毎日３．８リットル〜７．５リットルのインスタント茶を飲んでいたある女性に対して観察を行ったところ、茶のフッ素の含有量が高かったため骨関節の痛みを引き起こしていたことを発見した。
　研究責任者のマイケル・ファイド博士は、「茶樹は土と雨水からフッ素化学物を吸収し、その含有量は世界各地によって違う。大量のフッ素化学物は骨密度を増強するが、骨質を脆くすることもあり、骨フッ素症になる可能性がある。この病気は骨格の痛み、じん帯のカルシウム化、骨棘（コッキョク）、脊髄軟化、関節の行動困難などの症状を引き起こす」と述べた。
　また、中国、特にチベットの、古い樹の葉、植物の柔らかい枝、果実などで作った茶のフッ素の含有量は高く、常飲していると、骨格の質が低下するとも述べた。
　この研究は１０種類の中濃度のインスタント茶を用いて行われた。

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