易食研究所

はじめに

体質分類

食物属性

健康調理法

宮廷養命秘方

民間秘方

薬膳料理

病気と飲食

食物美容

食物減肥

日本易食研究所 主宰      

◇健康ニュース◇

 

日光浴でリンパ腫瘍を予防


 スウェーデン通信社の報道によると、スウェーデンのカロリンスカ医学院の研究チームは、アメリカの≪国家ガン研究所雑誌≫に発表する予定の論文に、日光浴で人類のリンパ腫瘍を減少できる新たな証拠を見つけたことを公表する。リンパ腫瘍はリンパ組織から発生する悪性腫瘍である。
 今までの認識では、日光浴をしすぎると皮膚ガンを誘発しやすい。今回のスウェーデンの最新の研究結果では、全く別の結果を示しており、さらに日光は別のガンのリスクをも低下する作用があることを示した。
 この研究によると、日光の中の紫外線は、人体でのビタミンDの生産を促し、ビタミンDはガンを予防する。研究家たちはすでにビタミンDの欠乏は前立腺ガン、乳腺ガン、卵巣ガンなどを誘発する可能性があることを発見している。スウェーデンの研究家の研究では、初めて日光がガンを予防する作用がある証拠を見つけたということになる。
 研究チームは3700名のスウェーデンとデンマークのリンパ腫瘍患者と3100人の健康者に比較研究を行った。最初、研究者は紫外線がリンパ腫瘍を誘発する証拠を見つける事を目的としていた。これは、多くのリンパ腫瘍患者が同時に皮膚病を患っていたためである。しかし、研究結果は予想とは逆になり、日光を浴びるほど、リンパ腫瘍の罹患率が低くなり、特にホジキン病ではない場合、たとえば、20歳以前に毎週4回以上日光を浴びた人は、リンパ腫瘍の発病率はあまり日光を浴びない人と比べると20〜40%低下することがわかった。
 「この発見はリンパ腫瘍の形成の謎を解明するために、大変重要である。もちろん、今後の日光に対する考え方も変わるだろう」と、研究チームの責任者オロフ・アダミミ教授は語る。

戻る


Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved