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◇健康ニュース◇

 

アロエに流産の恐れ


 先日、中国の<広州日報>は、アロエに流産の恐れがあることを報じた。アロエは薬と食ともに使える植物で、ミネラル、アミノ酸、有機酸、ビタミンなど数十種の成分が含まれ、長期間たべると免疫力を高め、抗ガンなどの効果がある。また、外用で美容、やけどの治療にも用いられている。
 ただし、アロエからは、体内で分解されることによりアロエエモジンが産出され、腸粘膜に強い刺激を与える。もし、一回に多量を摂取すると、消化道の不良反応を引き起こす。例えば、嘔吐、腹痛、下痢、便血などがあり、甚だしくなると腎機能障害に陥る。また、女性の骨盤内の臓器が充血し、子宮の運動を促進してしまうので、妊婦や生理期間の女性が摂取すると、出血量が増え、流産に至る。そのほか、肌のアレルギー、腫れ、かゆみ、痛みなどの症状も起きる。アロエを外用で初めて使用する人は、皮膚でのテストを行った方がよく、アレルギーがな い事を確認してから、大面積での使用を行う。
 アロエは、体質が弱い人、子供、妊婦、生理期の女性には良くない。
 

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