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◇健康ニュース◇

 

副作用なしの筋萎縮治療法


 新華綱の報道によると、フランスの研究者は、動物実験から筋細胞の質をよくすることを促進するのに必要な調節メカニズムを発見し、従来の技術で筋萎縮を治療するときに起きていた副作用を避けることができるという論文を最近、イギリスの雑誌≪自然細胞生物学≫に発表した。
 筋萎縮は筋肉の生長の制御を失うことであり、多くの疾患を引き起こす。特に老人やエイズ患者がなりやすい。今までの治療法は、生長ホルモンの注射で筋肉の質を高める方法であった。しかし、筋肉の質を高めると同時に、筋細胞の数も増えるため、細胞分裂の制御を失い、混乱して、酷い場合には拡散して腫瘍を引き起こす。
 フランス国家健康医療研究所の研究者はネズミの実験で、ネズミ体内にS6K1というタンパク質を発見し、このタンパク質が酵素と共同に作用して、骨格の筋細胞の生長を制御し、その分裂を促進しないことを発見した。このことから、筋肉の生長は細胞数に頼るだけでなく、単独の制御もできることが示された。研究者は、S6K1タンパク質を通して筋肉の質を良くし、細胞の過度分裂をさせない方法を用いることで、筋萎縮患者にとってもっと安全な治療法を提供できると考えている。
 

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