緑茶が紫外線防止

　アメリカの研究は、緑茶の中のカテキンは強い抗酸化機能を持ち、緑茶成分に含まれている化粧品を皮膚に塗ると、強い日光を浴びても、皮膚に損傷を与える過酸化物を約三分の一減少することができることを示した。
　この研究はアメリカのアラパーマ大学が、２００１年から始めた緑茶による紫外線防止の研究である。研究者は日光中の紫外線は皮膚を刺激し、大量の過酸化物質を産出して、肌を荒くしたり、弾性をなくしたりすることを発見した。
　これを予防するため、研究者は緑茶から抽出したカテキンとプラシーボを二つチームの試験者の皮膚に塗り、強い日光を与える実験を行った。結局、カテキンを塗った人の肌の過酸化物質は、四分の一から三分の一少なくなり、日光による損害が軽くなった。このことから、緑茶の中のカテキンが紫外線防止の効果があることが証明されたのである。
　また、他の研究では、緑茶を飲むだけでも、緑茶成分がある化粧品と同じような効果があることを示した。

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