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◇健康ニュース◇

 

中年肥満で認知症発病率増


 アメリカの研究者は、4月30日発売の≪イギリス医学雑誌≫に、長期の追跡研究から、中年の肥満は、老年認知症の発病率が増えるという結論を発表した。
 この研究はアメリカのオークラン衛生看護機構の疫病学専門家が行ったもので、過去の数十年間で、彼らは1万以上の40〜45歳の中年の人の健康データに対して研究を行った。現在の公式体重指数の計算法から、体重を身長の平方で割って得た数字が20〜25の間は正常であり、25を超えるとやや肥満であり、30越えると肥満と認定する。今回調査した研究対象のうち、713人がアルツハイマなどの老年認知症を患った。分析によると、中年では、やや肥満の人は認知症の発生率が正常な人より35%高く、肥満の人は正常の人より74%高くなることが分かった。
 研究者は、炎症が肥満の人の認知困難を誘発する要素と考えている。肥満になると、体内の炎症の水準、例えばC反応性蛋白、インタロイキン6などが、正常の人より遙かに高くなる。認知症は中年で発生する可能性が高いとも推測されている。動物実験では、高脂肪食は若い動物に知力の問題を引き起こしたことが証明されている。
 

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