易食研究所

日本易食研究所　主宰　　　　　

◇健康ニュース◇

ヒップが大きい女性は心肺疾患になりにくい

　≪東方朝刊≫の報道によると、デンマークのコペンハーゲン予防医学研究所の研究で、女性は腹部に脂肪が多く溜まると、脂肪酸が血液中に増えてインシュリン分泌系統に傷害を与えるため、糖尿や心臓病のリスクが増えることを発見した。逆に、ヒップが大きい女性は、股関節部やおしりに積もった脂肪が、多くのadiponectin物質を放出する。この物質は人体の自然分泌の抗炎物質で、動脈梗塞を予防し、心臓病のリスクを低下することができる。
　この研究はデンマークの栄養病学者ハイトマン教授が行ったもので、５万名以上の違う体型の男女に対して調査、観測及び健康状況を分析した結果得られた結論である。女性の理想のヒップの大きさは４０インチ(約１００センチ)であり、ヒップが小さい女性より心臓病を患う可能性が５０％以上も低下する。
　しかし、ヒップがこれ以上の大きさになると逆に心臓病を患う可能性が増加する。同氏はヒップの脂肪と腹部の脂肪は違い、ヒップの脂肪が少ないと、心臓病を患う可能性が高くなると指摘した。

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