コーヒーで乳腺ガンのリスク増

　≪健康時報≫の報道によると、近年の研究でコーヒーにはエストロゲンを増やす作用が強く、多く飲むと婦人病を悪化する恐れがあるという結果が示された。
　一日に４〜５杯のコーヒーを飲む女性は、５００ｍｇ以上のカフェインを摂取している。このため、彼女らの生理周期の卵胞期（生理開始後１〜５日）には、エストラジオールの水準が７０％も増えることになるが、こういった時期の高水準エストロゲンはきわめて危険である。研究によると、小さいコーヒーカップでコーヒーを２杯飲むと、体内のエストロゲン水準が明確に上昇し、飲用量が多ければ多いほどさらにエストロゲン水準は高くなる。
　エストロゲンの水準が高くなると、乳腺ガンや子宮内膜ガンになるリスクが大きくなり、異所性子宮内膜症と乳房の痛みも激化する。生理前に乳房が張って痛い場合は、コーヒーを飲む量を減らす必要がある。また、乳腺ガン、卵巣ガンなどに家族で患っている人がいる女性は、さらにコーヒーに気をつけなければならない。なぜなら、この場合ガンになる可能性は大きく、体内のエストロゲンの水準を抑えなければならないためだ。
　

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