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◇健康ニュース◇

 

体内の毒素、四代目まで


 アメリカの研究者が6月2日に≪科学≫誌に発表した研究によると、ネズミの実験で一部の有毒化学物質がオスの体内に残り、四代目の子孫にまで伝わる。研究者は二種類の生殖能力に影響する毒剤をメスのネズミに注入し、そのネズミの後代に対する研究でこの結果を得た。
 研究者が使用した毒剤は葡萄園で使われる薬剤と殺虫剤で、こういった薬剤は内分泌を攪乱する作用があり、生殖ホルモン、特に睾丸ホルモンとエストロゲンの正常機能に影響する。また、動物実験で、薬剤はオスの動物の生殖能力と生殖器官の発育に影響したことが示された。もし、毎日多量の薬剤を妊娠中のメスネズミに注射すると、次代のオスネズミは生殖力が無くなる。
 二種類の薬剤はいずれも、オスのネズミの精子数が正常より20%低下し、しかも精子の質も悪くなり、生殖能力の低下につながった。その二代目のネズミと正常なメスネズミが生んだ三代目のオスネズミも90%に同じような問題が確認され、四代目まで影響が続いている。

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