易食研究所

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日本易食研究所 主宰      

◇健康ニュース◇

 

北京の食事問題


 ≪競報≫の報道によると、2002年北京の住民栄養と健康状況調査結果によると、北京の住民の穀物類の一人の毎日の平均摂取量は、354.5gしかない。しかし、脂肪の摂取量はエネルギー全体の34.8%を占め、都市部は36.4%、農村部は33.6%になっている。これはWHOが提唱する25〜30%の警戒線より、遙かに高い。脂肪の摂取が30%を越えると、心血管疾病の発病率が上昇する。
 また、炭水化物である穀物は人体の基本エネルギーの源で、これは55〜65%を占めなければならない。しかし、一部の女性はダイエットのため、穀物の摂取を減らした。これが、脂肪の代謝の乱れを引き起こし、さらに糖の代謝の乱れにも繋がり、糖尿病を誘発する。
 北京の野菜の摂取量は、中国の平均水準を超えたが、色の濃い野菜の摂取比率が低く、消費水準は全国平均より低く、魚介類の摂取も全国平均より低い。しかし、他の各種の動物食品、植物油は遙かに全国平均を超えている。
 このため、高血圧、糖尿病など慢性、非伝染性疾病の罹患率が高く、しかも増える傾向が強い。
 

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