葉酸で中高年の記憶力を改善

　アメリカの報道によると、オランダのワホニンオン大学の研究者がワシントンで開催された早発性認知症学会で、葉酸が５０歳以上の中高年の記憶力を改善し、脳の認知能力の退化を遅延すると発表した。
　研究は８１８名の脳認知力が健全で、年齢が５０歳から７５歳の人に、一日８００ｍｇの葉酸保健品或いはプラシーボを与え、彼らの記憶力と認知速度を比較した。
　記憶力のテストから、葉酸を補充した人は自分より５．５歳若い人の記憶力と同程度の記憶力になり、認知速度のテストから、葉酸を補充した人は自分より１．９歳若い人と同程度の結果であった。これらより、葉酸の使用が脳の認知力の保護に有効であることが示された。
　従来の研究では、葉酸は安全かつ健康なビタミンとして、赤ちゃんの先天性欠陥、心臓病や脳卒中を予防する作用があることが確認されていた。（新華ネット６月２４日）


　

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