ゆっくり散歩にダイエット効果

　アメリカコロラド大学の研究者は、肥満の人がゆっくり散歩する事は速く歩く事より、消耗するエネルギーが多くなり、しかも安全であることを発見した。
　元陸上選手であるライ・ブロウニン氏と彼の研究チームは、２０名の体重が正常である男女と２０名の肥満の男性を研究し、彼らに一定の距離内で違う速度で歩かせた。結局、肥満者のゆっくりとした散歩は速く歩くことより、消耗するエネルギーがもっと多かったことを発見した。
　この発見は、今までの週５回、３０分間速いスピードで歩くダイエットに変わる新しいダイエットの可能性が出てきた事を示す。今までの認識では、速く歩くことでエネルギーが多く消耗し、ダイエットに有利だというものだった。
ライ・ブロウニンと彼の研究チームは、ゆっくり歩くことは下半身への圧力を減らし、激しい運動より心臓病や他の慢性疾病を発生するリスクが減り、特に関節への圧力は緩まると指摘した。（北京夕刊７月６日）

　

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