五人に一人がアレルギー

　世界アレルギー組織は２０年間かけ、３０ヶ国でアレルギーの調査を行ったところ、これらの国の約１２億の全人口中、２２％の人（約２億５千万人）がさまざまなアレルギーを患っていたことが分かった。
　専門家の紹介では、典型的なアレルギー疾病は、喘息、鼻炎、アトピー、結膜炎、食べ物アレルギー、薬物アレルギー、昆虫アレルギーとアレルギーショックなどがあった。最も見られる病気は、花粉、ダニ、糸状菌やペットがアレルギー源として引き起こす鼻炎や喘息であった。
　ＷＨＯの推測によると、花粉が引き起こしたアレルギー鼻炎と喘息の世界での総発病率は５〜２２％で、季節性のアレルギー鼻炎は脱感作治療をしないと２５〜３８％が喘息に発展し、症状がひどくなり最終的には経常性喘息、肺気腫、肺性心疾患に発展する。現在、全世界で約１．５億の人が喘息を患い、毎年１８万人がこの病気で死亡している。(競報７月６日）
　

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