適当な飲酒で脳を活性化

　イギリスの報道によると、オーストラリア国立大学の研究者は、飲酒に対する研究を行い、７０００名の２０歳、４０歳、６０歳の人が研究に協力した。
　研究者は彼らに口頭で推理、短期間の記憶など多項目のテストを行った。その結果、飲酒が全く飲まない人や極端に飲む人と比べ、日常の飲酒量が安全範囲内にある人は、記憶力、言語の能力がよく、思考スピードが速いことを発見した。イギリスでは男性の毎日の安全飲酒量は１４〜２８個標準杯（一つの標準杯に８〜９ｇのアルコールが含まれている物とする）で、女性の安全飲酒量は７〜１４個標準杯とされている。
　研究では、適量のアルコールを摂取すると、心血管病のリスクを減らすだけでなく、脳への血流量も増大する。　そのため、適量の飲酒は脳を活性化させ、逆に乱酔或いは全く飲まない人は思考が遅滞すると研究者は指摘した。

　

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