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◇健康ニュース◇

 

避妊薬(ピル)で骨粗鬆症


 アメリカの研究で、女性が避妊薬(ピル)を服用すると骨密度が低くなり、骨粗鬆症になるリスクが大きくなることがわかった。こういった女性は日常の飲食でカルシウムが豊かな乳製品を良く摂取することで予防ができるという。
 アメリカインディアナ州のバド大学の研究者が≪臨床内分泌学と新陳代謝≫誌で発表したこの研究は、57名の避妊薬(ピル)を服用する若い女性と76名の服用しない若い女性に対して行った比較研究である。研究開始時の彼女らの毎日の飲食中のカルシウムは800mg以下しかなかった。その後、彼女らを三組に分け、カルシウムの摂取量を、一つ組の女性はそのままにし、一つ組は1100mgまで増やし、残り一つの組は毎日1200〜1300mgまで増やした。
 結果、カルシウムの量を増やした組の女性は、寛骨部と脊髄の骨密度の減少が阻止されていた。研究者は、避妊薬(ピル)を服用する若い女性は、毎日の飲食の中に少なくとも1000mg以上のカルシウムを取る必要があると指摘した。

 

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