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◇健康ニュース◇

 

不眠症で男性糖尿病のリスク増


 スウェーデンの最新研究で、睡眠障害は男性の糖尿病の罹患率を増やす可能性があることがわかった。女性に影響がないという。
 スウェーデンのウプサラ大学病院の研究者ライナ・マロンらは、1983年と1995年に、数千名の45歳から65歳のスウェーデン人を調査し、睡眠障害とその他のリスク要素についてアンケートをとった。そのうち、1187人は両方の調査を受けた。
 アメリカの<糖尿病看護>誌に上述の調査の結果が公表され、1983年から1995年の12年間に、6%の女性調査対象は糖尿病を患い、男性は9%であったことがわかった。
 年齢、高血圧、肥満、うつ症などのリスク要素を除くと、調査では男性の睡眠障害者の糖尿病の罹患率は女性より5倍高くなった。男性は毎晩5時間以上の持続安定的な睡眠ができないと、糖尿病になるリスクが他の人の3倍も高くなる。しかし、調査では、睡眠と糖尿病の関係は、女性でははっきりしない。
 睡眠不足或いは睡眠の質が良くないと、ストレス系統の活性化や、炭水化物の代謝の影響の原因で、糖尿病の発生を引き起こされる。

 

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