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ビタミンDでガン予防


 アメリカのセンテイコ大学の研究チームは、毎日大量のビタミンDを飲むと、ガンリスクを大幅に減らせることを発見した。
アメリカの<公共衛生>誌に最近発表された研究報告によると、ビタミンDの自然形式であるD3は乳ガン、卵巣ガン、結腸ガン及び他のガンのリスクを50%減らせるという。
 研究では、毎日1000国際単位のビタミンDを飲むと、ガンのリスクを減らせることを発見した。しかし、毎日このような大量のビタミンDを使用する場合、気をつけなければならないこともある。毎日2000国際単位のビタミンDを使用すると、カルシウムの吸収が過剰になり、肝臓と腎臓に損害を与えることがあるからだ。
 D3は日光で皮膚から作られるが、食物からも摂取が可能である。ただし、食物の中のビタミンDは限られ、例えば、一杯の牛乳には100国際単位しか含まれていない。この研究のリーダであるサイトリク教授は、最も信頼できる方法は食物の中からビタミンDを摂取することで、さらに、適量のサプリメントを補充するのがよいと語った。
 アメリカでは毎年数千人がビタミンDの欠乏で早死しており、東北部と皮膚色が深い人は日光を浴びることが少ないためにビタミンDが不足し、ガンリスクが高くなる傾向にある。

 

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