易食研究所

www.toujyou.com/ekisyoku/         

記事

老化と長寿高脂血症と高血圧糖尿病心血管病脳関係ガン食生活

消化疾患骨疾患呼吸目疾患男性女性とダイエットエイズその他

日本易食研究所 主宰   

はじめに

体質分類

食物属性

健康調理法

宮廷養命秘方

民間秘方

薬膳料理

病気と飲食

食物美容

食物減肥

効果ある料理

◇健康ニュース◇

ビタミン多い食物で目を保護


 オランダの研究で、ビタミンCとE及びβーカロチン、亜鉛が多く含まれている食物をよく食べると、老人の網膜の退化による黄斑の病変のリスクを低下することを発見した。
 老年の黄斑の病変は加齢によって酷くなり、視力低下を招き、先進国の60歳以上の老人の視力衰退と失明の主な原因となっている。その発病のメカニズムは、目の中に異常な血液細胞が生長することによって、血液等の液体が漏れだして網膜の中央部に損害を与えるためで、それにより視界がはっきりしなくなる。現在までに、有効な治療方法は発見されていなかった。
 オランダのロッテルダム市のイスラモ医療センターのレイトモ・ファンライウェン氏の研究チームは8年間の研究から、飲食中のビタミンC、E、βーカロチン、亜鉛などの含有量が平均値を超える老人は、目の老年黄斑の病変の可能性が35%低く、飲食中のこういった栄養成分の含有量が水準より低い場合は逆に黄斑病変の可能性が20%増加することを確認した。研究に参加した老人は4000人以上に及んだ。
 最新出版された<アメリカ医学会>誌では、以上の4種の栄養成分、特にビタミンEと亜鉛は強い抗酸化作用があり、老人黄斑病変の予防と抑制を助けると指摘し、また、天然食物から摂取したこの4種の栄養成分は、保健食品よりよいと強調している。
 食べ物中の穀物、植物油、卵と木の実はビタミンEが豊富で、肉、禽類、魚、穀物と乳製品は亜鉛が多く、ニンジン、キャベツ、ホウレンソウなどはβーカロチンが豊富で、柑橘類とそのジュース、ピーマン、ブロッコリー、ジャガイモなどはビタミンCが豊かである。

戻る


Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved