易食研究所

www.toujyou.com/ekisyoku/         

記事

老化と長寿高脂血症と高血圧糖尿病心血管病脳関係ガン食生活

消化疾患骨疾患呼吸目疾患男性女性とダイエットエイズその他

日本易食研究所 主宰   

はじめに

体質分類

食物属性

健康調理法

宮廷養命秘方

民間秘方

薬膳料理

病気と飲食

食物美容

食物減肥

効果ある料理

◇健康ニュース◇

低脂肪食品、ガンに効果なし


 アメリカ国家衛生研究院が最近公表した研究の結果は、長期間の低脂肪飲食の摂取ではガン、心臓病、脳卒中などの発病率を減少する事ができないということを示した。
 この研究結果は、今まで提唱されている低脂肪飲食療法に科学根拠が十分ではないことを表している。医学界は、研究目標を他の飲食方法に転向しはじめている。
 上述の研究では、アメリカ国家心肺及び血液研究センターが、5万人のアメリカ女性に追跡調査を行った。女性らは50〜79歳の中高年女性で、彼女らを二組に分け、一組は低脂肪食で毎日の食べ物の脂肪量を24%以内に抑え、終了段階では29%に上げた。もう一組の脂肪量は35〜37%に抑え、二組の摂取エネルギーは同じとした。
 研究者は、低脂肪食のダイエット効果は確かで、8年後の脂肪含有量を下げ、しかもリバウンドはなかった。しかし、彼女らの心臓病、乳腺ガン、直腸ガンの罹患率が減少しなかった。この研究結果により、アメリカ国家衛生研究院は、多くの女性に低脂肪飲食を推薦することはできないという結論を出した。
 一部の専門家は、健康の飲食習慣は脂肪を減らすのではなく、摂取する脂肪の由来を多様化する必要があると指摘した。もちろん穀物、野菜と果物も多く摂取しなければならない。
 

戻る


Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved