リンゴでダイエットとガン予防
ブラジルのリオデジャネイロ大学の研究で、体重が過剰な中年女性を３組を分け、毎日低カロリー食を与え、それぞれの組にリンゴ三つ、ナシ三つとエン麦クッキーを与えた。リンゴ、ナシとエン麦クッキーの食物繊維は等量与えた。
１２週間後、リンゴとナシを食べた組の女性の体重は１．２２キロ減少し、エン麦クッキーを食べた組の女性の体重は変わらなかった。
リンゴは食物繊維の含有量が豊かで、カロリーも低いため、経常的にリンゴを食べると飢餓感が少なくなり、カロリーの摂取の減少につながってダイエットの効果がある。
イタリアの研究者は、６６２９例のガン患者の飲食状況を調べ、詳しく分析した結果、毎日リンゴを一個以上を食べれば、一個以下の人より結腸ガン、直腸ガン、食道ガン、のどガン、乳腺ガンと卵巣ガンの発生リスクが、９〜２４％減少することを発見した。
リンゴは豊かな栄養素と食物繊維を含む以外に、フラボン類の化合物も多く含まれている。フラボン類は天然の抗酸化物質である。しかも、リンゴのフラボン類は人体に吸収されやすい化合物質である。こういった抗酸化剤には、強い抗ガン作用がある。
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