抗エイズ、B型肝炎のトマト
遺伝子組替えによって、エイズやB型肝炎を予防するトマトが栽培された。イギリスの<新科学者>誌の報道によると、ロシアのシベリア食物生理学と生物化学研究所の研究者は、土壌の細菌を利用し、エイズのウイルスとB型肝炎のウイルスDNAの合成物をトマトに組み込んだ結果、このようなウイルスのタンパク質を作ることができた。
実験用のネズミに、この遺伝子組替えしたトマトの粉末溶液を与えると、ネズミの血中にエイズやB型ウイルスの抗体ができた。最も重要なのは、ネズミの器官粘膜の表面にこの抗体が発見されたことで、エイズウイルスが性の接触で体内に入る玄関にこのような防衛策が作られたことになる。
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