健康ニュース

　新華ネットの報道によると、日本の研究者が動物実験で、ビワの葉を原料としてつくったビワ葉茶が血圧を抑制し、血糖値を低下する機能があると確認した。
　この研究では、鹿児島大学などの研究者が、蒸留水で浸したビワ葉を濃縮して乾燥させ、有効成分を抽出して飼料にいれ、高血圧と糖尿病のあるネズミに与え、同時に、普通の飼料を与えたネズミとの比較を行った。
　実験の結果、ビワ葉茶の成分を入れた飼料を連続七週間食べたネズミは、普通の飼料を食べたネズミより、血圧が平均で２０mm降下し、平均血糖値も１９％低下していた。さらに、内臓脂肪が減少し、体内の中性脂肪も５４％減少していた。
　この研究成果は８月３０日、日本食品科学工学会でも発表される。

　

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