健康ニュース

　緑茶飲料は健康によい、ダイエット効果のある飲料として知られている。しかし、香港消費者委員会が行った検査測定によると、香港の一部のボトル緑茶飲料のカロリーはコカコーラより高かったのである。
　香港で販売されている３０種のボトル緑茶飲料のサンプルを検査した結果、１４種の緑茶飲料からはラベルに表示されたとおりの糖分が検出された。しかし、一部の緑茶飲料は糖分の含有量は９．２％で１８４キロカロリーもあり、355ccのコカコーラよりカロリーが高かったという。こういった飲み物はダイエットできないだけでなく、逆に肥満につながり、糖尿病がある人にとってはさらに危険である。
　香港の栄養士は、500mlのボトル緑茶には、たとえ４６ｇの砂糖を入れても甘みが薄いため、知らないうちに過剰な糖分を摂取していると語った。多くの人は飲み物の甘さが薄いため、糖分が少ないと勘違している。
　もし毎日一本このような緑茶飲料を飲んでいると、一年後に体重が４～９キロ増加する。この一本は、毎日の必要カロリーの十分の一に相当し、太りやすいと栄養士は指摘している。
　緑茶中の栄養分を摂取する最も良い方法は、急須で新鮮な緑茶をつくることかもしれない。

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