生のホウレンソウ
アメリカのＦＤＡは９月１６日、アメリカの消費者に、生のホウレンソウを食べないように警告した。包装されていようと、サラダやサンドイッチに入っていようと関わらず、食べることを避けるべきだと呼びかけている。
これはアメリカで大腸桿菌（Ｏ１５７）の感染者が百人を超えた事と関係がある。
ＦＤＡは元々消費者に包装した生のホウレンソウを食べるよう警告していたが、感染者の拡大を重く見て、すべての生のホウレンソウを食べないよう禁食範囲を拡大した。
八月二日から今日まで、アメリカ全土で１０２人がＯ１５７に感染し、２０の州に及んだ。７７歳の老婦人は死亡し、１６名の病状がひどい患者は腎不全になりかけている。
アメリカのすべてのスーパーマーケットでは、生のホウレンソウを取り下げ、消費者もホウレンソウの購入を自粛するようになっている。
専門家は大腸桿菌が広まった原因はまだ突き止められておらず、栽培期間の汚染、加工途中に労働者の手や衣裳に桿菌が付いていた事などが考えられている。
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