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ピーナッツで心血管病予防


 アメリカのペンシルベニア大学栄養科のペニ・キリス・エザートン博士は、ピーナッツ製品やピーナッツ油が血脂を低下させ、心血管疾病の予防作用があることを確認した。
 同大学の食事代謝研究センターは、ピーナッツ、ピーナッツ油、ピーナッツジャムなどを加えた食事で血脂とリポ蛋白に対する影響を研究した。
 食事は1高脂肪、高飽和脂肪酸類、2低脂肪、低飽和脂肪酸類、3オリーブオイル類、4ピーナッツ油類、5ピーナッツとピーナッツジャム類の5種類に分けられた。
 実験の結果、3,4,5の食事は、1の食事と比べ、血中の総コレステロールとLDLが明らかに低下し、2の食事は血中の総コレステロールとLDLが低下すると同時に血脂が増やし、HDLが低下した。
 実験結果からはオリーブオイルによって、心血管疾病の発生概率が25%低下し、ピーナッツ油やピーナッツ製品は21%低下することが確認された。
 カリフォルニア州の栄養家は、27000名の志願者に対して一週間の研究を行った。65種類の食物の冠性心疾患の影響についての研究で、ピーナッツが心臓病の発作を減少する作用が最もよかった。実験の結果、毎週5回以上ピーナッツを食べる人は、心臓病のリスクが50%以上減少し、週1〜4回食べた人は、27%減少した。
 ピーナッツには生物活性が強い天然のポリフェノールであるレスペラトロールが含まれており、その含有量はブドウの908倍にものぼる。この物質は腫瘍類の化学予防剤で、血小板の凝集を緩和し、動脈アテローム斑硬化の予防と治療、心、脳血管疾病の化学予防剤であり、抗酸化と血液を薄める性能を持つ。

 

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