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牛乳がガン細胞の生長促進


 アメリカのコンネール大学のカリン・カンベル教授は27年間の動物実験から、牛乳の主な蛋白であるカゼインが、ガンを誘発するという結論を出した。また、牛乳は心臓病、糖尿病、骨粗鬆症などの慢性病も誘発すると述べている。
 同氏の実験はラットを中心に行われた。彼はラットに発ガン物質アフラトキシンを摂取させ、体内に腫瘍の病巣細胞を作り、その後、違うタンパク質を与えた。一組のラットに与えた餌の中には20%のカゼインが含まれ、一組のラットには20%のグルテリン(植物蛋白)を与えた。
 一定時間が経つと、グルテリンを含む餌を食べたラットはガン細胞が増えず、カゼインを含む餌を食べたラットは体内の病巣細胞が著しく増加した。
 この実験の最大の発見は、カゼインはラットの成長過程における需要以上の供給を行うと、ガンの発生を促進することである。
 実験では、植物蛋白はアフラトキシンの発ガン力を抑え、たとえガンを発生しても、病状の悪化を抑制することができ、逆に動物性の高タンパクはアフラトキシンの発ガンを促進することを証明した。
 同氏は、牛乳蛋白の87%を占めるカゼインは各段階のガンを促進するが、植物蛋白はたとえ摂取量が高くても、発ガンはしないと指摘した。
 

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