少量の飲酒は男性に健康
最近アメリカで開催された心臓協会の年会で、オランダの国家公共衛生と環境研究所の研究者が、少量の飲酒で男性は寿命を延び、心血管の病気のリスクを低下する研究結果を発表した。
研究者はオランダの工業都市ジュートフェンで１９００年から１９２０年に誕生した１３７３名の男性を４０年間かけて追跡調査を行い、彼らの飲酒、飲食、喫煙などの習慣、心臓病、脳卒中、糖尿病、ガンがあるか否かについて、７回の調査を行った。
長期間適量の飲酒をする者は心血管病気で亡くなるリスクが飲酒しない人より３４％低く、平均寿命も飲酒しない人より３．８歳長かった。また、体を強壮するためには、赤ワインが他の酒より効果が良い事が分かった。
研究者は、適当な飲酒は体内のHDL（善玉）を増やし、脳卒中や心血管の病気の原因である血液の凝集を防止することができると考えている。
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