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◇健康ニュース◇

緑茶で原発性乾燥症候群予防


 最新刊の<自体免疫>誌に、アメリカのジョージア医学院の研究チームの報告を載せ、動物の実験で、緑茶の抽出物が、自体免疫病の一種であり、原発性乾燥症候群を有効予防することができると報じた。
 この病気は、患者の免疫系の自己攻撃を引き起こし、唾液腺や涙腺などを攻撃目標をする。この症状は口が渇く。今まで予防や治す方法はなかった。
 研究者は実験中、動物に緑茶の抽出物を与え、三週間の実験期過ぎ、これらの動物の唾液腺の損害症状は明らかに緩和され、口乾く症状は大幅に減軽された。
 医学研究で、緑茶の中のEGCG(カテキンの一種)は、炎症を抑制する効果があることを発見したため、研究者はこの原理に基づき、今回の実験を行った。
 緑茶の中のEGCG成分は、体の防御系を発動し、炎症を引き起こすタンパク質と他の分子から細胞に対する攻撃を防御する。実験で、緑茶抽出物を摂取した動物は、唾液腺細胞の死亡は明らかに減少した。
 アメリカに30%の老人は、ある程度の口乾く症状がある。しかし、緑茶を広範囲で飲まされている中国に、わずか5%の老人はこの問題に悩む。
 研究チームは、緑茶の抽出物、特にEGCGに対して、効果を発揮する具体的なメカニズムをさらに研究を進み、緑茶は他の自体免疫性の病気に、例えば、リウマチ、ループスなどへの効果を検証すると予定している。

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