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◇健康ニュース◇

トランス脂肪酸は殺虫剤と同じ


 最近、世界はトランス脂肪酸を反対する運動を広がっている。ロイター通信社7月2日の報道で、アメリカのニューヨー
クは、7月1日から、すべてのレストラン、ファーストフード等の飲食業にトランス脂肪酸の使用を禁止する事になり、全米初めてトランス脂肪酸の使用禁止の都市になった。
 この行動は、世界の食品マーケットに強烈な反応を引き起こした。日本、東南アジア諸国の食品生産メーカーは、すでに
政府の知らせを受け、アメリカへの輸出食品のトランス脂肪酸を厳しく規制する事になった。
 トランス脂肪酸(torans fatty acid)は、不飽和人造植物油脂であり、生活中によく見られるマーガリンは、これに属 す。分子の構造から見ると、不飽和というのは、この種の脂肪酸分子が水素化をでき、飽和脂肪酸になることである。通常には、不飽和脂肪酸は液体であり、トランス脂肪酸は固体である。不飽和脂肪酸は触媒また加熱加圧の状態で、水素原子と反応すれば、分子の酸化を防ぎ、保存期間をのばせる。
 1902年に、ドイツの研究者が油脂の水素化方法を発明した後、トランス脂肪酸は食品業界に汎用された。1990年以降、研究者はトランス脂肪酸の危害が大きいであることを発見され、アメリカのFDAの専門家は、これがもう一つの殺虫剤DDTと称した。
 DDTは20世紀前半に大量使用された殺虫剤であり、環境の中に溶解せず、鳥類の生育不能の原因である。また、人類の肝臓に影響を与え、ガンを誘発する。20世紀70年代以後、アメリカに使用禁止された。
 トランス脂肪酸の主な問題は、心血管疾病、肥満などを引き起こし、人類の生育に影響を与え、記憶力を低下するなどに
指摘されている。オランダの研究では、トランス脂肪酸の摂取を2.4%減らせば、冠状心疾患の死亡を23%に減らせると指摘した。2003年、デンマーク政府は最初で、トランス脂肪酸を含まれている調理油の使用を禁止した。2006年、アメリカの新たな食品法に、食品に含まれているトランス脂肪酸の含有量を示す義務を設定され、多くの国もこの原則を受け入れた。

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