エイズの薬物新突破
南アフリカの医学研究会（ＭＲＣ）は、２月９日に発表した研究報告は、同会のエイズウイルス（ＨＩＶ）予防研究部の３０００名以上の女性に対する３年半の臨床研究で、ＰＲＯ2000女性用殺菌薬剤は、エイズウイルスの感染を避けることが有効であると表明した。これは世界の始めての人体臨床試験であり、この薬剤は男性から女性にＨＩＶの伝染を防止できると証明した。
この薬剤はモース状、乳液状またはにかわ状であり、女性は性行為の前に使用すれば、ＨＩＶの感染を防止できる。現在、世界中にＨＩＶの感染者の中に、女性は半分に占めている。南アフリカの成人感染者の中に、女性は6割に占めている。
2005年2月から2008年9月まで、南アフリカ、ジンバブエ、マラウイ、ザンビア、アメリカの五カ国の3099名女性はこの臨床試験を参加した。試験は四組に分け、二組は殺菌薬剤BufferGelとPRO2000を別々に使用し、他の一組はプラシーボを使用し、一組は何も使わずで対照する。
結果は、BufferGelはほとんど作用がないが、PRO2000はHIVの感染率を30%に下げたことを表明した。
同会の研究部主任ジータ・ラムジ教授は、十数年の研究で、われわれはやっと光を見えた。PRO2000に対する試験は、殺菌薬剤でエイズウイルス感染を予防することができると表明したと語った。
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