痩せる人は太る人より早死
オーストラリアの研究で、BMIを基準とすれば、体重オーバーする老人の死亡率が相対的に低く、老人の肥満は悪くないかもしれないと発見した。
BMIの計算方法は、体重（キロ）÷身長（M）÷身長（M）である。BMIの正常値は１８．５〜２５未満であり、２５〜３０はオーバーで、３０以上は肥満である。また、１８．５以下は痩せとする。
西オーストラリア大学の研究者が、１９９６年から９２４０名年齢が７０歳から７５歳の老人を訪問し始め、その後の１０年間に、１３６９名男性と９３９名女性が死亡した。その中の多くの人が心血管病、ガンと脳卒中でなくなった。
研究者が統計データを分析した後に、教育程度、健康状況、生活習慣など多種の要素を考慮し、体型が正常の老人と比べ、体重オーバーの老人の死亡率が１３％低く、痩せ型の老人の死亡率が７６％高くなり、肥満者の死亡率がは体型正常の人と同じであると発見した。
また、座ってあまり動かない男性の死亡率が２８％増加され、女性は５０％増やしたとも発見した。
ただ、予防医学の専門家は、死亡率低いとは、生活の質が高い意味ではないと指摘し、体重オーバーは、各種疾病を罹患する確率を増加され、例えば糖尿病、高血圧、脳卒中、冠状心疾患などである。
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