牛蒡の種子はすい臓ガンに効果
日本の富山大学の和漢薬総合研究所が最近に発表した研究成果に、牛蒡種子の中の化合物であるアグリコンが、動物のすい臓ガンの組織を縮小させることができると述べた。現在、この物質で人類のすい臓ガンの治療に試している。
富山和漢薬研究所は伝統医薬を研究する専門機構であり、同研究所の門田重利教授は、国立ガン研究センターなどの機構の配合を得て、500種以上の薬剤のすい臓ガンを治療する効果について対比研究を行い、牛蒡の種子からの抽出物が、すい臓ガンに治療効果があることは、この研究過程で発見した。
牛蒡の種子は、漢方薬材の一つであり、解熱と鎮痛の作用がある。動物実験で、研究者がすい臓ガンを患うネズミにアグリコンを与え、一ヵ月後、実験ネズミの体内のガン組織が、治療前の三分の一までに縮小した。
動物実験が成功した後に、研究者が今年の6月から臨床実験をはじまり、すい臓ガンの患者に牛蒡の種子の抽出物を服用させ、今まで、副作用を発見されていない。
門田氏は、現在のすい臓ガンに対する治療法が少なく、もし、最終的に牛蒡の種子の抽出物の安全性と治療機能が確認すれば、新薬の開発に繋がるだろうと述べた。
戻る
Copyright (C) Toujyou.com. All Rights Reserved
|