ビタミンDは肺結核治療に助け
イギリスの研究者が最近、アメリカの最新刊の＜国家科学院学報＞にレポートを掲載し、高濃度ビタミンD補充剤は肺結核患者の回復過程を加速できると述べた。
イギリスのクイーン・メアリー大学の研究者が、95名抗生物質標準治療法を受ける肺結核の患者を二組に分け、第一組の44人が同時に高濃度のビタミンD補充剤を飲み、もう一組の51名患者がプラシーボを服用する。8週間後、高濃度ビタミンD補充剤を飲む患者の肺に結核桿菌を駆除するスピードが明らかにプラシーボを飲む組よりはやい。
この研究を指導するアテリアン・マデノ氏は、加速治癒過程には、患者の伝染期間が短くなり、肺の損傷もさらに少なくなると指摘した。ただし、更なる大規模の人体実験をする前に、肺結核患者に抗生物質治療と同時にビタミンDを補助使用することを進めるのは時期尚早と考えている。
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